ドラフトは必ずしも希望球団に入れない

子供が将来なりたい職業としてプロ野球選手が上位に入っています。テレビ中継などで報道され、選手の顔もわかるので憧れやすいのでしょう。でも誰でもなれるわけではなく、まずはアマチュアで活躍しなければいけません。アマチュアで活躍するとプロ球団から注目してもらえます。ただ注目してもらうだけでもなれず、ある仕組みを通さないといけません。それがドラフトです。

ドラフトは年に1回行われ、高校生と大学生、社会人や独立リーグの選手などが各球団から指名される仕組みです。指名されるには高校生なら事前に希望を提出しておく必要があります。かつては選手が希望の球団を逆指名できる制度がありましたが今はありません。各球団が希望の選手を指名して、複数の球団が一人を重複指名すれば抽選によって交渉球団が決定されます。

ドラフトで指名される選手の中には、希望球団をはっきりさせている人もいればどの球団でもいいとしている人もいます。希望球団をはっきりさせているからと言って必ずしも希望球団に入れるとは限らないので、時には選手に涙が浮かぶときもあります。また、指名されるのを期待していたもののどの球団にも指名されない人も多くいます。それらの選手の中にも涙する人がいるでしょう。